こんにちは、Mitoです。
今回は『頭が冴える!毎日が充実する!スゴい早起き』の読書レビューです。
朝5:30には起床して時間の有効活用したいと常々考えていましたが、やっぱりギリギリまでお布団に入っていたいんですよね。
この本は、早起きのメリット、無理なく早起きが出来るようになる具体的なメソッド、早起きが楽しくなるトリガーなどの早起きのコツ満載の一冊となっています。
概要
著者 塚本亮さんのプロフィール
同志社大学卒業後ケンブリッジ大学大学院修士課程修了(専攻は心理学)。
高校時代、偏差値30台、退学寸前の問題児だったが、高校3年春から大学受験を開始。早朝の朝勉でメキメキと成績を伸ばし同志社大学経済学部に現役合格する。
その後、在学中に海外留学を決意し、早朝の時間を活用して勉強を開始する。努力が実り、同志社大学卒業とともにケンブリッジ大学大学院に合格し入学を果たす
ジーエルアカデミア株式会社代表取締役、マッチャモーレ京都山城代表。
まさに本書は、塚本さんが実践して得たメソッドを盛り込んだ内容なのですね。
ちなみに『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』や『ヤバいモチベーション』なども塚本さんの主な著書です。
『頭が冴える!毎日が充実する!スゴい早起き』の構成
構成は以下の5章になっています。
第1章 早起きの “劇的効果” とは?
著者の実体験を基にした早起きすることのメリットを紹介しています。
第2章 早起きできる「心理法則」&「7つのメソッド」
早起きを習慣化するために心理法則を利用した具体的な方法が書かれています。
第3章 今日からできる6つの「早起きトリガー」
早起きがしたくなるような仕組み(トリガー)の解説です。
第4章 ダントツに集中できる!「朝時間の活用法」
すっきりしていて集中力が発揮できる「朝の脳」の活用方法。
第5章 パフォーマンスが高まる生活習慣
日々を充実させるための生活習慣について言及されています。
本の要約
ここからは、各章の中から私が刺さったポイントを要約してご紹介します。
起きる時間を固定する
第2章に書いてある7つのメソッドのひとつです。体内時計は、
毎日、日光を浴びるとリセットされて1日のリズムが一定に保たれるようになっていますが、不規則な生活を続けると、このリズムが崩れてしまい、睡眠にもダメージを与えます。
引用元:塚本亮(2019年)『頭が冴える!毎日が充実する!スゴい早起き』(すばる舎)p78
とあるように、起きる時間を固定することが、早起きの基礎となります。
起きる時間が固定され、更に一定の睡眠時間を確保するということは、すなわち就寝時間も固定しなければなりません。
このように起床時間を基軸にすることで日々の生活リズムが出来上がっていくわけですね。
読書後、さっそく私も早起きを実践し始めたのですが、
5:30に起床するために、22:30には就寝したい。
そうするには遅くとも20:00には帰宅しなきゃあかん。
そうするには、この仕事は、ここまでに片づけたい。
といった感じで逆算して時間を考えるようになってきました。
「早起きカレンダー」をつくる
第3章のトリガーその2です。
日々の取り組みを記録し、見える化することで「自分はできるんだ」と思える自己効力感が高まり、「すぐやる」パワーも湧いてきます。
引用元:塚本亮(2019年)『頭が冴える!毎日が充実する!スゴい早起き』(すばる舎)p96
第5章にも自己効力感が高まる記録術の記載があり、毎朝体重計に乗り記録を付けることで「自分をコントロールできている」と感じることで自己効力感が高まるそうです。
2年前に、私も毎朝体重計に乗り、記録を書く習慣を身に付けました。
結果、マイナス8キロ
のダイエットに成功した経験があるので、確かに記録する効果は納得できます。
また本書既読後から、早起きを見える化するために、この体重記録用紙に起床した時間も記録するようにしました。
ガジェット好きの私ですが、この記録に関しては筆記で付けることをおすすめします。
体重計からbluetooth経由でスマホに記録、とか起床時間をスマホアプリで管理、とかしてみたのですが、結局「見なくなる」恐れがあります。
目的は「記録化」ではなく、「見える化」ですから。
「朝の読書」がスゴい理由
第4章の一節です。
私の中の固定観念で朝はアウトプットに向いている時間なので、インプットにあたる読書は後回しと思っていました。
朝の読書は良いことずくめですが、中でも「カクテルパーティー効果」を期待できる点が大きいのです。大勢が雑談しているがやがやとした場面でも、自分の名前や興味のある人の会話は、自然と耳に入ってくることがありますよね。私たちは必要な情報を選択的に認知するようにできているのです。これを心理学ではカクテルパーティー効果といいます。
引用元:塚本亮(2019年)『頭が冴える!毎日が充実する!スゴい早起き』(すばる舎)p137
つまり、朝インプットした情報は、日中の仕事でアウトプットすることができます。
1日の中で
インプット→アウトプット→フィードバック
までサイクル化すれば非常に効率的ですね。
このように考えると朝の読書は、一見インプットに見えて同時にアウトプット(のトリガー)にもなっているわけですから、確かに「朝の読書」スゴいですね。
まとめ
さて、『スゴい早起き』は、早起きを義務感や強制で行うのではなく、「朝時間を楽しむための指南書」ともいうべき内容でした。
- 記録する
- 習慣化する
- 楽しみを見つける
という方法以外にも本書には早起きの効果、メソッドがたくさん盛り込まれていますので
もっと内容が気になる方は是非ご一読してみては如何でしょうか?
それでは、楽しい読書ライフを!